塗膜が厚いと、こう言う事が起こるんです・・・
いつもの如く塗装の仕上がった車両を組み終え、各部の作動状況をチェックしていると、テール球だけが点灯しない。最初は玉切れやテールランプの+線の断線、接点不良かな?と考えておりました。と言うのも、このタイプのコンビネーションランプ(リアウィンカー含めて)はアース線がユニットへ落としてあり、ユニットがラバーマウントなのでメインハーネスからユニットへボルト止めでマイナスが接続(写真のナンバー取り付け部の中心の線)されているんです。なので、リアウィンカーやストップランプが点灯するからアースは問題ないはずだ!!と考えてたんです。
で、メインハーネスの茶色線(テールランプやメーター照明)を調べたけど問題なし。念のためにレギュレーターの黄色線(ここから茶色線へ枝分かれしているので)や、ディマスイッチの黄色も調べたけど問題無し・・・もう一度アースのテストをしても導通があるし・・・「なんじゃこりゃ!!」と思い、次はテールランプを外して別の茶色線に繋いでバッテリーのアースへ直につなげてエンジンをかけると点灯しますヤン!!
これで分かった事が、テールランプユニットをステーへボルト止めするんですが、いつもならボルトをグイグイって締め付ける事で程良く塗装が剥がれてくれて、アースが取れるはずなのが、不十分だった為にワット数の少ないテール球だけがアース不良で点灯しなかったと言う事です。で、最初に書いたボルト部分の塗膜をリューターでチョコチョコっと剥がすと・・・・点灯しました。。。
ウィンカーやストップランプが点灯してテール球だけが点灯しない・・・って症状だったら、まず最初に+線を疑うのは普通ですよね・・・それだけ、塗装がしっかり仕上がっているという証拠なんですけど。。。
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