モトブラン ブログ Moto-Blanc

たかがオイル。されどオイル。

 

昨今の高性能モデルとはお世辞にも一緒とは言い難いと思うカブのエンジン。正直言って、このクラスのエンジンに100%化学合成のオイルを使う必要が「ある」「ない」どちらかで言え!!と言うのであれば・・・「ない」と思います。

 

実際のところ、闇雲に高いオイルを使わなくとも粘度にだけ気を使えば、今どき日本国内で買える安いオイルでも余程の事が無い限り、問題無く使えます。ただひとつ言える事は、高性能オイルを新車からずっと使い続ければ4万キロ、5万キロ・・・と距離を重ねる毎に、差は確実に出て来ます。例えば、同年式でほぼ同じくらいの走行距離の車両がある場合、良いオイルとスタンダードオイルと比べると、エンジン音の静粛性やスムーズ感は確実に違ってきます(※)。でもそれって、乗っている方にしてみればどう違うのかが判り辛いのが難点・・・ずっと同じ車両にしか乗っていなければ分からないのも無理は有りません。

 

 

あと、たまに聞くのが「前回〇〇の△△オイルを使ったから次は××の□□オイルを使おう」って頻繁に銘柄を変える方がおられます。エンジンオイルって、銘柄を変えると古いオイルと混ざってしまい、少し調子が変になる事がまれにあるそうです(オイルメーカーの営業マン談)。それを知らずに「前回のモノよりも調子が悪くなったからこのオイルはダメ!!」って早々に結論は出さないで欲しい(営業マン談)・・・との事。銘柄を変える場合、出来れば2〜3回くらいは早めに交換(捨てるつもりで)して、それからの調子で判断して欲しいそうです。

 

 

と、ゴチャゴチャと面倒臭く書きましたが、簡単に言うと、「興味があるなら良いオイルを是非!!楽しんでほしい」でも、「安物でも上等でも粘度だけは決して間違えない!!」これだけ。特に、カブ等の空冷エンジンに昨今のシャバシャバ高性能オイルを入れるのだけは絶対にやめて欲しい。それなら、G1の10w-30をずっと入れる方が数十倍エンジンには優しいと思います!!

 

 

 

 

※:当店でのスタンダードクラス(アッシュMO)と、合成油(アッシュFSE)を比べた場合です。MOが悪影響を及ぼしたと言うワケではなく、年式(程度)相応のコンディションをキープしているという意味です。誤解しないでね!!

 

 

 

 

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18:12 | メンテナンス | comments(0)
人間の感覚

 

慣れてしまうと「こんなモノか・・・」と思って乗り続けられていたこの車両。お預りして試運転をしてみると、明らかにハンドルが取られる・・・紐を垂らして(と言うか、垂らすまでも無く)確認をしてみると、こんな感じ。ホイール(のセンター)が歪んでます。この車両(ジャイロキャノピー)のFサスはリンク式なので、ひとまずアームのみを交換してみてダメなら、フォーク自体を修正しようと思います。本来は、交換になるんですけどその辺りは、ご依頼者と相談をして(と言うか言うまでも無く修正になると思います)どうするかを決めて行こうと思います。

 

 

 

 

その前に、修理の見積を作らねば・・・

 

 

 

 

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17:29 | メンテナンス | comments(0)
スタッドボルト

 

スタッドボルト折れ。

 

ある程度走行距離が伸びている車両や乗られている環境によって、金属疲労が原因で起こる症状です。ご存じの方も多いとは思いますが、何故??シリンダーヘッドのボルトがよく折れるのか???原因を知らない方もおられると思いますので、少し解説を。

 

そもそも、どんなボルトでもある程度古くなってくると、ヘッドのスタッドボルトだけでなくサビや金属疲労で、多少なりとも折れやすくなるモノです。シリンダーやヘッド付近は車体の中でも特に温度変化の激しい所。ましてや、マフラーを固定しているスタッドボルトは燃焼直後の高温下にさらされ、触れると火傷するくらいに熱くなります。と言う事は、温度が高くなると金属は酸化しやすくなる=サビる・・・と言う事です。

 

サビてくればその後は、もぅお分かりと思いますが素材の強度は落ちて来るので「ポキッ」と折れてしまいます・・・あとこれにプラスして、カブ等(最近のスクーターも同じく)の横置きエンジンの場合、タイヤ等が巻き上げた水や汚れが付着したり、原付だとボルト自体が細かったり、コストの面から素材自体の強度が低かったり等々・・・いろんな原因が積み重なって行き・・・・折れるんです・・・

 

 

物体である以上、劣化を防ぐ事って出来ません。ただ、やる事をやれば長く使う事は出来ます。乗り物ってそれの積み重ねかな?って思いますね。

 

 

 

 

 

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18:02 | メンテナンス | comments(0)
光軸調整

 

先日、継続検査をした車輛です。外車(アプリリア)なんですけど、よく光軸がズレます・・・日本車も、ヘッドライト本体に大きな力が加わるとズレたりする事も有りますが、こいつは逸脱しているような気がします・・・で、取り付けを見てみるとどうも、ヤニコイ(関西弁でしか表現出来ません・・・)印象が・・・ステーがシッカリしていないと、振動でどうしてもズレてしまいますから・・・

 

 

 

 

 

 

まぁ、検査の前には必ず光軸調整をしているので、イイと言えばイイんですけどね・・・

 

 

 

 

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17:56 | メンテナンス | comments(0)
リアショックのカラー

 

リアショック上部の取り付け部分。カラーが外れにくくなる症状って、ありませんか?特にインジェクションの車両(JA07以降)のカブでしばしばお聞きしますが、原因としては袋ナットのオーバートルクが原因の、取り付け部分の変形です。特に、リアショックを交換したり、シート変更に伴うシートキャッチや社外品のサブキャリア等に交換する事で、変形してしまいます。

 

 

一般の方の場合、緩むのを恐れてかなりのオーバートルク(締めすぎ)で締められているのが多いのと、海外製品の低品質部品の装着による変形がほぼ全ての原因じゃないかと思います。予防として言えるのは、規定トルクで締めるくらいしかないと思いますが、もしなってしまった場合、これも取り方があって(核と長くなるので省略)その後、キッチリと処理をしてやればほとんどの場合が直るんです。仮に修理不能で、手を付けられない状態であっても再生は可能です。ただし、ここから先はプロのお仕事。自分でやろうと思うのは良い考えだと思いません。

 

 

 

 

もし、なってしまった時は自分で何とかしようとは思わずに、酷くなる前に修理に出せば被害は最小限に収まる・・・と思います。

 

 

 

 

 

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17:36 | メンテナンス | comments(0)
クラッチの調整

 

カブの(跨いで)右側のケースカバーにあるこれ。基本的にはクラッチの交換をしない限りはイジル必要のないモノ。マニュアルクラッチ車のクラッチの調整とは意味合いが少し違って、マニュアル車だと自分の好みによって遊びを調整したりするけど、カブの場合はその必要も無いと思います。自動でクラッチが機能しているんだから、当然と言えば当然ですけど・・・

 

 

 

 

 

ただ、調整は意外とシビアです。「何とかなるやろう!!」的な感覚で絶対にイジらない様にね!!!

 

 

 

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18:07 | メンテナンス | comments(0)
オイルボルトワッシャ

 

エンジンオイルのドレンボルトについているアルミ(銅やほかの素材も有る)のオイル漏れを防ぐためのワッシャ。メーカーの指示では、毎回交換が指定されてますが正直何度か使っても、余程じゃない限り問題無く使えます・・・それでも、数万キロ走った車両の物だと写真の様にボルトと一体化してしまって妙に馴染んでいるモノもあったりします。こうなってしまうと交換しないといけません・・・

 

 

まぁ、それは良いとして以前からネット等でしばしば見かけるドレンボルトのねじ山潰れ。うちでも、忘れた頃に修理を依頼されますが、本来このネジ山って(私の感覚では)どうすれば潰れるのかが理解できません。と言うか、本来ネジ山が潰れるほどのオーバートルクで締め付ける必要が無いと言う事が言いたいのです。元々ドレンボルトと言うモノは、部品を組み付けるためのボルトではない為、強く締め付ける必要が無く、上で書いたワッシャが潰れる事で漏れを防ぎます。メーカー指定の規定トルクも2〜2.5kgm(キャブ車のカブ)とボルトのネジ径の割に控えめな数値です。漏れやボルトの緩みが気になるのであれば、ワッシャを都度新品に変えてやればワッシャの弾性で問題も解決します。その為に毎回新品に交換を指定しているんです。と、毎回交換していない私が言っても説得力がありませんね・・・スイマセン・・・毎回、トルクレンチでキッチリ管理してやれば、より良いんでしょうけど、個人でされている場合は、トルクレンチすら持ってない方がほとんどだと思います。ちなみに締め付ける感覚としては、「もうチョット締めた方が良いんじゃないか??」と思う手前くらいが丁度良いんじゃ無いですかね・・・

 

 

 

 

それと、どこかのサイトで見ましたが、ネジ山が潰れた時にドレンボルトに「水道の水漏れ防止用の白いテープを巻けば良い」とか「液体パッキンを塗れば直る」ってヤツ。外車でそう言った指示が有るのかどうかまでは知りませんが、少なくとも、国内メーカーの車両ではそんなやり方を私は見た事が有りませんし、相応しい方法だとも思いません。そうなった時は自分で対処せず、酷くなる前にバイク屋さんに修理をお願いするのをお勧めします。

 

 

 

 

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18:06 | メンテナンス | comments(0)
スクーターの駆動系

 

スクーターの駆動系ってノーメンテの方が結構多いようで・・・一般的なマニュアルミッション車の場合、クラッチやミッションは構造上、普通に乗っていれば車体の寿命以上に耐久性があり、余程の事が無い限り交換する機会ってあまり無いないと思います(使用状況やメンテナンス頻度によっては例外も有ります)。唯一、ドライブチェーン(スプロケット含む)だけは定期的な交換が必要では有りますが、車体の外に出ている分、交換も点検もそれ程手間が掛かりません。

 

 

ただ、スクーターの場合だとそういう訳にも行かず、ある程度走行すると(ホンダで20000〜30000km程度)点検する必要があります。特にドライブベルトは乗りっぱなしにしていると、ある日突然「ブチッ!!」と切れてしまってはもぅ手遅れ・・・この写真の車両も、ベルトが切れてバラして見たところ、クラッチも完全にアウト・・・結果的に大掛かりな修理になってしまいました・・・ベルトはともかくとして、クラッチはこんな状態になる前に症状が出ていなかったのか??と気になる所では有りますが・・・

 

 

 

 

 

と言う事で、定期的な点検は非常に大事ですよ!!!と言いたいのです・・・

 

 

 

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17:34 | メンテナンス | comments(0)
タイヤとホイールの隙間から・・・

 

パンクする箇所や穴の開き方によって修理出来るか出来ないかは決まって来ます。今回の場合、パンクと言うよりも空気漏れと言った方が正しいと思いますが、チューブレスタイヤの場合、稀にビード部分(ホイールに乗っかってるタイヤの箇所)から空気が漏れて来る事があります。何が原因かは色々とあるので今回は省略しますが、ここから漏れてくるとなかなか厄介。モチロン、タイヤやホイールを交換する前に色々とやる事は有りますが、最悪の場合はホイール含めて総交換・・・非常に出費がかさみます。今回の場合は、色々と手を尽くしましたが、残念ながらタイヤ交換をする事で無事漏れは無くなりましたが、古いタイヤは8分山程度でまだまだ使えるレベルでした・・・

 

 

 

なかなか完璧なモノを作る事って難しいんでしょうねぇ・・・

 

 

 

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18:23 | メンテナンス | comments(0)
合わせホイール

 

(大)昔はホンダ以外のメーカーでもチョクチョクあった合わせホイール。(50cc)のモンキーが生産終了してからは、新車では絶滅しました(と思う)。一般的なビードを乗せるタイプのホイールと比べて、タイヤの交換なんかは固着しているとタイヤを外すのが少々面倒では有りますが、コツさえ掴めばチューブをパンクさせにくくて意外と楽(だと思う)。ただ、一部のスポークタイプを除き、今の主流はチューブレスタイヤ。道路も良くなり、パンクもしにくくなって乗っている人にとって更に便利な世の中になりました!!

 

 

 

 

 

キャブレターなんかと同じく、絶滅した合わせホイール。こうやって技術は進歩していくんですね・・・

 

 

 

 

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18:07 | メンテナンス | comments(0)